2025/11/28
さつまいも
こんにちは。
ちいさなおうちえん中村の後藤です。
木々が色づき、
日に日に寒さが増してきましたね。
最近ではよく公園に行き、
落ち葉に触れたり、柿を遠くから観察したり、
寒さに負けずに秋を楽しんでいます。
冬はもうそこまで来ていますが、
まだ秋の真っ最中の11月。
中村では5月から園舎の3階で
秋の名物のさつまいもを育ててきました。
子どもたちそれぞれが選んで
植えた苗が立派に成長し、
お芋ほりをすることができました。
伸びたツルを前に
「どれを引っ張る?」と保育者が声をかけると、
「これ!」とすぐに決めた子もいれば、
「うーん」と畑の周りを
グルグル回りながら迷ってから
「これにする!」と選んだ子もいました。
子どもたちがツルを一生懸命引っ張っても
絵本のようにはいかずなかなか抜けませんでした。
それでもあきらめない子どもたち。
一生懸命引っ張ったり、
保育者と一緒に引っ張ったりして
やっと抜くことができました。

立派なさつまいもが連なっていて
「おっきいね!」「みて!」
「ちっちゃいもあるよ」「おぉぉ」と大興奮。
うれしそうに見せてくれる姿が
とてもかわいかったです。
中にはツルに手を伸ばさなかった子もいましたが、
友だちが引っ張って、
さつまいもが出てきたのを見ると、
「おいも!おいも!」と手を伸ばしていて、
とても微笑ましかったです。
翌日にはさつまいもを使って、
ふかし芋を作りました。
ふかす前に包丁で切ったお芋を触ってみました。
様々な大きさの中からひとつ選び、
「くんくん」と言いながら
匂いを嗅いだり感触を楽しんでいました。

触っている時に
手から離れて転がっていくと、
「ふふふ」と笑いながら何度も転がし、
それを見た友だちも
「あははは!」と大笑いをしていました。
子どもたちの前で
「切ってみようか。中は何色かな?」と聞くと、
「きいろー!」と元気よく教えてくれましたよ。
いい匂いのふかし芋はまず型抜きをしました。
型抜きができると
「できたぁ!」と見せてくれましたよ。

型抜きの後に、みんなで一緒に食べました。
型抜きをする前に
「かわ、いらないのぉ」と言っていた子も、
型抜きが終わった途端に
「たべていい?」「まだ?」と心待ちにしていて、
すぐに皮も含めて完食していました。
他の子どもたちも、「おいしいねぇ」と
友だちや保育者と話しながら食べ、
「おかわり!」とおかわりをする子もいました。

食欲の秋ということもあり、
子どもたちの食への意欲は加速しています。
冬も食育や給食を通して
食べ物に親しみが持てるようにしていきたいと思います。




