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おうちえん城西

2024/03/31

生命の不思議に触れて学ぶこと

こんにちは、
ちいさなおうちえん城西の可児です。

 

 

見渡せば、木々や花が芽吹き始め、
色鮮やかな景色に変わりつつあり、
春の訪れを感じる今日この頃。

 

暖かな春の日差しが気持ちよく、
散歩に出かけると、
子どもたちものびのびと身体を動かし、
元気いっぱい駆け回って喜んでいます。

 

時折吹く強い風に
「かぜびゅーびゅー、つめたーい」
と言いながらも、
ケラケラとお友だちと笑いあっていて、
春の訪れを感じて楽しんでいるようでした。

 

 

季節が冬から春へと
移り変わろうとし始めていた2月の終わり…。
ちょっとしたうれしいことがありました。

 

 

それは11月末から、
ずっとさなぎの状態から動かなかったアゲハチョウが、
羽化して出てきてくれたことでした。

 

 

 

秋が終わり、寒さが厳しさを
増そうとしてきた頃、
散歩先で糸を吐いて
さなぎになろうとしていた
あおむしを発見し、
「生命の神秘を見られえるチャンス!」
と思い、ずっと経過観察していたのですが、
さなぎになってから一向に羽化する気配がなく、
子どもたちも
「うごかないね~。だいじょうぶかな?」
と心配し、保育者も
「もしかしたら、もうダメなのかな?」
と思ってきていた分、
きれいなアゲハチョウになって出てきてくれた時には
保育者も子どもたちもみんなで大喜びしました。

 

 

突然の新しい命の誕生に
びっくりしたのと同時に、
みんなの“アゲハチョウに会いたい”という
願いが届いたのか、
奇跡の出会いに感動しました。

 

でも、まだ外は10度と寒く、
ちょうちょが生きていくには
適さない気温ということで、
もう少しおうちえんで見守ることにしました。

 

子どもたちも毎朝、
アゲハチョウを観察するのが日課となり、
保育者や友だち、親子でのひとつの会話の
きっかけになっていました。

 

 

「ちょうちょは甘い蜜を吸うのが
大好きなんだよね」という話しから、
散歩先でお花を摘んできてみたり、
「甘いものが好きならゼリーの汁も
飲んでくれたりするかな?」
「乳酸菌もあげてみる?」など、
子どもたちと、どんなものなら喜んで
食べてくれるかを考えたりして、
2歳児さんや1歳児の高月齢児さんを中心に
お世話を楽しんでくれていました。

 

 

 

ティッシュに甘い汁をいろいろと
染み込ませて置いておくと、
時折その上にとまっている姿も見られ、
「ちょうちょさん、いるよ~」と、
子どもたちからのうれしそうな報告が
たくさん聞こえてきていました。

 

だんだんと温かくなってきて、
「もうそろそろお外の世界に
出してあげられるね」と話していた矢先…
アゲハチョウの元気がなくなってしまい、
パタンと倒れて動かなくなっているのを発見。

 

以前にもバッタを公園に埋めに行き、
生き物とのお別れを経験していることもあり、
今回は子どもたちも率先して
土に穴を掘るお手伝いをしてくれて
「ばいばいね~。またね~」と見送る姿に、
成長を感じました。

 

 

いよいよ今年度も終わりを迎え、
新年度はもうすぐそこです。

 

この一年を振り返り、
保育者や友だちと楽しい日々を過ごしながら、
笑ったり、時には泣いたりと、
たくさんの思い出をつくったり
経験をしたりしていく中で、
ひとりひとり自分のペースで大きく、
たくましく成長した姿をうれしく思います。

 

 

 

おうちえんの壁面も
大きな桜と子どもたちのかわいい笑顔で、
すっかり春満開‼

 

新年度はどんな
楽しいことが待っているのか、
どんな成長が見られるのか、
今から楽しみです。

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