2025/01/25
この時期ならではのお散歩体験
こんにちは。
ちいさなおうちえん城西の可児です。
年末のインフルエンザに引き続き、
急な発熱や下痢・嘔吐といった
症状の子が年始から多く、
子どもたちの元気な声とともに
スタートする新年とはなりませんでしたが、
ようやく体調も生活リズムも整いつつあり、
朝の冷たい空気が気持ち新たに、
身も心も引き締めてくれているような
気がしている今日この頃です。
そんなみんなの今年の健康を祈り、
新年すぐに近くの神社へと初詣に出かけ、
“今年も元気に楽しく過ごせますように”と、
子どもたちと一緒に神様にお願いをしてきました。
トンネルのように長く続いている鳥居を前に、
辺りをキョロキョロしながら
ドキドキわくわくしている様子で、
ちょっとした冒険気分で
くぐって行く子どもたち…。
三人一組ずつとなって
順番に鈴をカランカランと鳴らし、
その様子を真剣な眼差しで
静かに見つめる子もいれば、
大きな音が鳴るのがおもしろくて、
笑って喜ぶ子もいて、反応は様々でした。
でも、保育者が手を合わせて合図をすると、
見よう見まねで一緒に手を合わせ、
上手にお参りしてくることができました。
これできっと今年一年を
神様がみんなのことを優しく見守ってくれますね。
そして、この時期子どもたちが
楽しみなあそびと言えば、雪あそび‼
先日、今年初めての雪が降り、
「登園前からひとあそびして楽しんできた」と
うれしそうに報告してくれた子がいたり、
園の窓からちらちらと降り積もる雪を見ながら、
「ゆき~!ゆきだよ~!いっぱ~い!」と
喜ぶ子がいたりと、
かわいい反応を見せる子どもたちでした。
ちょうど散歩の時間帯だけ雪が止み、
”せっかくの機会”ということで、
みんなで近くの公園へ
雪あそびをしに出かけました。
公園が見えてくると、
一面に広がる真っ白な雪の世界に、
子どもたちも思わず、
「わぁ~、ゆきだぁ~!」と、
喜びの声が上がっていました。
一歩進むごとに
「サクッ、サクッ」と音がして、
足が少しだけ沈む感覚に、
不思議さとおもしろさを感じている様子でした。
真っ新な雪のじゅうたんの上を
ザクザクと歩いては、
足跡をつけて喜ぶ子がいたり、
大きな雪玉を持って
うれしそうに持ち歩く子がいたり、
逆にどうしていいのか少し戸惑いながらも、
保育者と一緒に雪に触れてみる子がいたりと、
それぞれらしい“楽しい”を見つけて、
雪との触れ合いを喜んでいました。
そして、次第に雪にも慣れてくると、
2歳児を中心として保育者との雪合戦が始まり、
「え~い!や~!」という
かけ声とともに、
雪玉を投げては逃げてを繰り返し、
キャッキャと大はしゃぎしながら
楽しんでいました。
その楽しそうな様子に誘われるようにして、
1歳児も自然と輪の中に入って行き、
みんなでたくさん駆け回って
雪あそびを満喫することができました。
帰り際には、せっかく作った雪だるまを
残していくのが名残惜しいということで、
おうちえんまで一緒に
持って帰って来ることにして、
玄関先にちょこん…。
雪がとけて小さくなるまで、
そっとみんなのことを
見守ってくれていました。
まだまだ続く「冬」を感じながら、
様々な散歩を楽しんでいきたいなと思います。